農業は自営業?

お金を借りる際に重要になるのが、定期的な収入があるかどうかです。

 

この点で、サラリーマンのような定期的な収入が安定して見込める場合ならともかく、自営業のようにその時々によって収入に差が出るような仕事の場合はその安定性に疑問が投げかけられることもあるでしょう。

 

今回は、自営業の中でも農業を営んでいる、農家の方がお金を借りるにはどのような方法があるのかについてご紹介します。

 

農家とはどのように収入を得ているのか

農家といえば、自分の管理する畑や山を利用して農作物を栽培し、そこで生産した食べ物を出荷することによって収入を得ている人のことをイメージするでしょう。

 

農家の年収はどのような事業を展開するかによって変わってきます。

 

専業農家なのか、兼業の農家なのか・・・

 

独立した自営業として行っているのか、雇用されているのか・・・

 

などの勤務形態によっても変わります。

 

また、どれくらいの規模で経営をしているのかによっても変わります。

 

さらに、どのような農作物を育て、どのようなルートで販売するのかという点も農家の収入には大きく関係する要素となります。

 

さらに、どれほど儲けることのできるシステムで農家の経営を行ったとしても、自然災害で予定外の損失を被ることなどのリスクも伴います。

 

1年のほとんどを順調に過ごしていても収穫の直前で大きな自然災害に見舞われると、その年の収入が大きく減ってしまうこともあるのです。

 

こうした天候に左右されないような設備を導入するには、設備投資が必要となるため、純粋な採算として利益を生み出すためにはさらに時間がかかることでしょう。

 

農業従者の中でも一番年収が多いとされているのは酪農です。

 

もちろん規模にもよりますが、野菜などを栽培する場合よりも年収は高くなる傾向があるようです。

 

また、もしも雇用されて農業に携わっている場合には、収穫高などには関係なく毎月定額の給料が支払われることも。

 

これだと、農業に従事していても普通のサラリーマンと同じ変わらない生活を送ることもあります☆

 

 

農家でもお金を借りることはできるのか

農家の場合、独立して経営していると「自営業」という扱いになります。

 

審査においては、収入が不安定になりがちな自営業よりは、安定しているサラリーマンの方が有利といわれています。

 

ですから収穫の時期以外には特に収入がないような農家の方の場合は、安定した職業とはみなされず審査が通らないということもあるでしょう。

 

とはいえ、農家経営を続けていくためには、必要な経費など何かとお金がかかります。

 

特に収入を得る手段のない収穫時期ではない時期の場合、そのお金をどのように捻出するのか頭を悩ませることもあるでしょう。

 

しかし、多くの場合カードローンやキャッシングの利用の際の各金融機関の判断としては、農家という仕事の特殊性も考慮し、毎月の安定した収入よりも、年間の収入の安定性を優先して見てくれるようです!

 

ですから、毎月の収入にかなりの差があるからといってローンを諦める必要はないでしょう(^_-)-☆

 

そのために収入証明書を事前に準備しておけば、いざ金融機関に求められた時もスムーズに書類の提出ができます。

 

これにより、審査が通りやすくなるはずです。

 

また、なぜお金を借りる必要があるのかという利用目的によっても融資が通る場合と難しい場合が考えられます。

 

例えば、一般の方のように生活費が足りなくなってしまったので、生活費に充てたいとか、急な出費が必要になってしまったのでとりあえずキャッシングで乗り越えたいという方にとっては問題ないかもしれません。

 

しかし、もしも農業をするうえでの事業資金として借り入れを行いたいと思う場合は、借り入れを行う金融機関は非常に限られてしまいます。

 

 

農業近代化資金を利用しよう

農業に従事している方が受けられる専門の融資として、各都道府県が行っている「農業近代化資金」の貸し付けを利用することができます。

 

この資金を利用するためには、

 

・農業による収入が家計の総収入の過半数以上である場合

 

・農業での収入が200万円以上ある場合、農場経営をメインの仕事としている農業業従事者が家族内にいること

 

・帳簿の記帳を行っていること

 

などが条件として挙げられています。

 

使い道も、農業に関係する施設の建築費や、今ある施設の改良、農機具の取得や改良、果樹の栽培や育成、家畜の購入や育成などといった使用目的に限られています。

 

こうした目的であるならば長期運転資金を調達することも可能となるでしょう(^_^)/

 

 

まだまだあるサポート制度

農業従事者がお金を借りるために利用できるサポートは様々です。

 

  • 「青年等就農資金」

この制度は無利子で融資をしてくれるサービスです。

 

借り入れの全期間にわたり無利息となりますので、一定期間を超えたら高金利になるということもありません。

 

個人であれば保証人も原則不要となりますので、ますます借りやすいサービスです。

 

ただし、使用目的が細かく定められているため、まず申し込む前に自分の申し込む理由がそうした条件に適っているかを考えてみるとよいでしょう。

 

  • 「スーパーL資金」

これは資金の使い道が広く設定されていますので、あらゆる人のニーズにこたえられるでしょう。

 

ただし、農業経営改善計画を作成して市町村長の認定を受けていることが条件となります。

 

  • 「経営体育成強化資金」

この制度では、認定農業者ではない場合でも融資が受けられることがメリットとなります。

 

ただし、使い道が限られてしまうことや、金利が高いために利用する際には慎重に検討しましょう。

 

 

  • 「農林漁業セーフティネット基金」

この制度の特徴は不慮の事故や自然災害など、自分の力ではどうすることもできないような理由によって資金繰りが難しくなった時などに活用できる制度となります。

 

個人や法人を問わず、条件に合致すれば利用することが可能です。

 

このように、農業関係者であるからこそ利用することのできるシステムがあります。

 

特に農業に関係する事柄に資金が必要という場合には、こうした制度の中から一番ニーズに合った制度を選んだほうが良いかもしれませんね。

 

 

即日借り入れをしたい場合の対処方法

即日借り入れをしなければ支払いに間に合わない!という緊急事態には、消費者金融などに相談することも可能です。
収入の証明があれば審査が通る可能性は高まりますので、できれば実際に窓口に出向き審査を受けたほうが良いでしょう。

 

ネットでの申し込みも可能ですが、必要書類がある場合はその準備に時間がかかってしまったり、ネットでの申し込みの際には説明がわかりにくいこともあったりするかもしれません。

 

即日融資を願うなら多少手間がかかっても確実で迅速な方法を選びましょう。

 

 

このように農業に従事していて、毎月固定額での収入がない方でも借り入れを行う方法はあり、その選択肢も少なくありません。

 

もちろん、いくら借り入れをするのか、どれくらいの期間で返済するのか、金利はどれくらいなのか、使用目的は何かといった細かいところもしっかり理解したうえで借り入れの申し込みを行っていきましょう。

 

もちろん、過去に借入額の滞納などの金融トラブルがある場合には、金融機関でその情報も共有されるため、借り入れができなくなる可能性もあります。

 

将来的に農業に従事することを考えている方は、今から金融トラブルがないように計画的な運用をしていきましょう!